【いままでの歩み|児童養護施設での「墨アート」教室】
- 3月25日
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更新日:6月20日






【いままでの歩み|児童養護施設での「墨アート」教室】
約2年半にわたりお世話になった、大阪の児童養護施設での「墨アート」教室。
月に2回、子どもたちと一緒に筆を握り、毎回新しい「モノモン」作品をゼロから生み出してきました。
みんなが描くモノモンは、ユーモアに溢れ、ユニークで、時にちょっぴり毒がある。新しい作品が出来上がるたびに、その瑞々しい感性にいつも驚かされ、笑わせてもらいました。
現代において「墨を磨(す)る」という行為は、日常から少し離れた特別な体験です。
最初は戸惑っていた子どもたちが、次第に自ら進んで墨を磨るようになっていく。磨く作業そのものに没頭する子もいれば、「今日は墨汁でいいや!」とマイペースに進める子も。
その日の気分や自分のリズムに合わせて、自由に表現の形を決めていくプロセスを大切にしてきました。
そして、この教室にはもうひとつ、大切な仕組みがありました。
それは、完成した作品を実際に展示・販売し、売れたら作者である子どもたち自身に「報酬」が還るということ。
単なるお絵描きにとどまらない、アートを通じた社会との繋がり。この少し斬新な試みに、子どもたちは面白がって飛び込み、楽しんで通い続けてくれました。
> 時には教室のなかで小さな喧嘩が起きることもあったけれど、気づけばなんやかんやと仲直りしている子どもたち。彼らが紡ぐモノモン作品には、時折ハッとするほど達観した意味深な言葉が添えられていて、大人の私が深く考えさせられる瞬間も多々ありました。
最後の授業では、みんなの作品を一人ひとり額装してプレゼント。
定期的な教室はこれで一度区切りとなりますが、みんなと作った「モノモンの墨アート」が、心に残るお守りのような記念になってくれたら嬉しいです。
表現することの純粋な楽しさが、子どもたちの未来へ届きますように。
大人になった時、ふとあの墨の香りを思い出してくれたら最高です。
みんな、本当にたくさんの感動をありがとう!!

